夢の中で泣き叫ぶ子どもや、舞台の上で戸惑う自分。なぜか心に残る夢を見たとき、「この夢にはどんな意味があるのだろう」と考えることがあるかもしれません。
夢は、未来を言い当てるためのものというよりも、無意識が今の自分に伝えようとしているメッセージとして捉えることができます。夢に現れた出来事や人物、そのときに感じた感情は、まだ言葉になっていない本音や、今向き合いたい気持ちを教えてくれることがあります。
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夢に現れるものを、手がかりにする
夢の中の出来事を、ひとつの決まった意味に当てはめる必要はありません。たとえば、泣いている子ども、舞台の上で戸惑う自分、印象に残る人物や場所。それぞれを見ながら、「この夢の中で私は何を感じていたのだろう」と問いかけてみましょう。
夢に出てきた人物や場面は、自分の中にあるさまざまな気持ちを映していることがあります。怖さ、悲しさ、戸惑い、うれしさ。その感情を丁寧にたどると、日常では後回しにしていた思いや、本当はどうしたいのかという気持ちに気づくことがあります。
「当たる・当たらない」で終わらせない
夢を「当たるか、当たらないか」だけで見ると、大切なメッセージを見逃してしまうかもしれません。夢は、自分自身を理解し、日々の選択に生かすための入り口にもなります。
気になる夢を見たら、目覚めた直後に覚えている場面や気持ちをメモしてみてください。あとから読み返すことで、繰り返し現れるテーマや、そのときの自分に必要だった視点が見えてくることがあります。
大高ゆうこプロフィール
大高ゆうこは、1990年より夢の分析を研究・実践。トランスパーソナル心理学にもとづく夢分析の研究と実践を続け、これまでに10万件を超える夢を読み解いてきました。